デジタル庁のプロジェクト横断チームにてバルテスの第三者検証を導入
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バルテスは、デジタル庁におけるプロジェクトを横断した専門家による技術支援の取り組み「クオリティサポート」への第三者検証支援実施について、導入事例をウェブサイト上で公開したことをお知らせいたします。
URL:https://service.valtes.co.jp/s-test/case/digital-go/
バルテスによる支援実施の背景
クオリティサポートは、デジタル庁内のプロジェクトを横断した専門家による技術支援の取り組みです。デジタル庁では数多くの開発プロジェクトが進行しており、それぞれのプロジェクトで品質管理を行う体制が整備されつつありますが、それだけでは十分にカバーしきれないケースもあります。
これらのプロジェクトにもう一歩踏み込んだ品質向上を実現するため、第三者検証業務が導入されました。第三者検証の目的は、事業者から納品されたシステムの受入テストを実施し、客観的な視点から品質を向上させることにあります。クオリティサポート担当者だけでテストをするのはボリューム的にも限界があるため、バルテスは第三者検証のチームを構築するという形で、第三者検証の専門チームとして1年間にわたりデジタル庁の各プロジェクトを支援しました。
調達件名:デジタル庁システムに対する第三者検証業務の調達仕様書
契約期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日
ご評価いただいたポイント
第三者検証を導入したことによる効果について、今回インタビュー対応いただいた皆様に次のようなコメントを評価として頂戴しています。
臨機応変かつ柔軟に対応してくれた
「一つ例を出すと『マイナンバーカード対面確認アプリ』の第三者検証などをお任せしたのですが、臨機応変かつ柔軟に対応していただけました。」「今回は社会問題となっていたマイナンバーカードの券面偽造を防止すべくスピード感が重視される中、短い期間内で様々な面でサポートしていただきました。」
UI/UXの改善の指摘が助かった
「UI/UXの部分にも効果を感じました。多くの事業者が活用するこのアプリは誰でも感覚的に使える必要がありました。その点、バルテスはUI/UXの領域において体系化されたテスト観点をお持ちだったので改善点を指摘いただきました。利用者を想定してテストが行われるため、新たな発見もありました。」
クオリティサポートの立場にたった品質向上提案があった
「例えば、本来はこちらが指定した資料をインプットしていただくのですが、バルテスは資料をしっかりと確認した上で『その他に、こういうドキュメントがあればより良いテストケースが作れます』と、より良い品質という視点で、与えられたものの中だけでなくクオリティサポートの立場にたってご提案していただきました。」
新機種を含む多端末テストが短納期で実施できた
「多端末テストを実施できました。もともと多端末テストは調達条件に含めていましたが、開発の段階でちょうど各社が新機種をリリースするタイミングにぶつかり、テスト要件のため様々な機種が急遽必要になりました。その際、短納期で新機種など多くの端末を用意/検証対象にしていただきました。」
詳細については、導入事例インタビュー本文をご覧ください。

