https://www.geek.co.jp/
今回インタビューを受けてくださった方
インタビュアー
第2ディレクショングループ
WEBディレクター 近藤 亮平 様
高木:バルテスのサービスをどこでお知りになったのでしょうか。
近藤様:弊社の代表の峯岸が御社のメールマガジンを購読していたのですが、一年前に御社フィリピンのオフショアテストはどうですかという案内をいただいて、それで御社のWEBページから問い合わせをさせていただきました。
高木:たしかその時はキャンペーンのご案内を差し上げました。先着5社のみだったのですが、その時の第1号です。
近藤様:それをパクっと掴んじゃいましたね。
弊社グループVAT代表:高木
高木:第三者検証を利用されるというのは何か課題があったからだと思いますが、どのようなことだったのでしょうか。
近藤様:最初にお願いした時は、時間も会社の人員もなく、また構築するWEBページ数もかなりあったのですが、社内要員だけでは間に合わないという状況でした。そこで、外部に出すしかないという、そのような折に、30%オフサービスの案内をいただいて、じゃ、お願いしてみようということでした。
高木:切羽詰まった状況で仕事を切り出すのは大変だったと思うのですが。
近藤様:期日が差し迫っていて、見積時間や契約内容をつめる時間もあまりないタイミングでした。その点は結構無茶なお願いだったと思うんですけど、当社としては、無理をきいてやってもらえたということに感謝しています。
高木:オフショアを使った経験はございましたか。
オフショアでフィリピンというのは、どのような印象でしたか。
近藤様:検証フェーズでのオフショアは初めてでした。心理的にあまり抵抗はなかったのですが、海外の拠点だと指示の仕方や確認作業のやり取りのところで、コミュケーションはどうなのかと始める前はやっぱり不安がありましたね。
高木:今回は当社フィリピンのメンバーと日本語で直接やり取りをしていただいたのですが、不安があったというコミュニケーションという面ではどうでしたか。
近藤様:実際にやらせていただいて、あまり摩擦みたいなのはありませんでした。ちゃんとできるかなという不安は、やっていくにつれて無くなって、しっかりコミュニケーションが取れるようになりました。資料やコミュニケーションは、日本語か英語を選べたのですが、日本語を選んで良かったです。
高木:工数は英語だと若干少なくなります。
日本語だと翻訳をしなければいけない分工数が増えるのですが、英語に不安があるお客様は日本語を選ばれています。
日本語検定N2レベルのテスト設計者がいますので、コミュニケーションに支障はないと思います。
高木:今回チャットツールのSlackを利用することで、リアルタイムにコミュニケーションできたことでスムーズなコミュニケーションが可能だったのではないでしょうか。
近藤様:日報とマイルストーン毎に報告をいただいていたのですが、それ以外に確認だったり、これどこにありますかとか、これどうしたらいいんですかというやり取りについてはリアルタイムにできたので、弊社としても大変助かりました。
リモートの担当者と連絡が取れなくなるとか、今何やっているかわからないという状況になるのが、発注側としての不安の一つなので、その点はリアルタイムでやり取りできて、安心でした。
高木:日本とフィリピンの時差も1時間だけなので、時差でコミュニケーションがとれないということが無いのも安心感につながったのだと思います。
高木:VATのオフショアを検証フェーズで採用したことで、実際にどのような効果を感じられましたか?
近藤様:御社でチェックしていただいた後のお客さまからの戻しはとても少なっかったですね。
開発工程の初期段階で見つけていただいたおかげで、納期も守れました。最初のプロジェクトは銀行様の採用サイトのリニューアル案件だったのですが、お客様からいただいたコメントとして、採用率のコンバージョンがリニューアルする前よりかなりあがりましたというご好評をいただいています。
スケジュールについては、かなり御社に調整いただいて、検証から納品までスケジュール通りに進めましたので、もし、社内でテストをしていたら、スケジュール通りにはいかなかったと思います。その点は、非常に感謝しています。
近藤様:これまで3度プロジェクトへの参画をお願いしていますが、最初の案件については、たぶん御社も当社と同じマインドで、時間がこれだけしかないから、もうあとこれだけがんばらなければいけないというのを共有できたと思います。
その共通マインドの上で、Slackツールを使ってコミュニケーションをリアルタイムに、そして密にとれたというのがひとつの成功要因かもしれませんね。
高木:バーチャルチームというのは場所が離れている分、コミュニケーションが疎になってしまうとなんとなく向いている方向が違っちゃったりしますけど、御社とは同じ方向に向いて動けました。
近藤様:当初御社ではSlackではなくてskypeを利用されていましたが、当社が使っているSlackツールに合わせていただいたのも助かりました。
高木:2回目、3回目のプロジェクトではスポット的なテストサービスの使い方を利用されたのですが、それはどうでしたか。
3回目は「探索的テスト」というサービスのご依頼を受けました。新しく構築されたサイトの画面設計書をいただいてキックオフで概要の説明をしていただいて、あとは当社で探索的にバグを見つけるという利用方法でした。
近藤様:2回目・3回目は、1回目のやり方がわかっていたので、とても楽でした。
3回目の探索テストでは、情報をお渡しして、あとは時間内で調べられるだけ調べてみてくださいというフリーな頼み方でした。
時間を切ってテストしてもらう。そういった頼み方を他社とやるには、その前のやり取りに時間がかかってしまうので、スピードという面では、他にないんじゃないでしょうか。
会社としてはオフショアに検証をお願いしたのは初めてだったので、最初は不安でいっぱいでしたが、1回、2回とお願いして、十分実績がでていますので、社内での不安というのはもうありません。
高木:オフショアではコストの削減が重要な採択理由ですが、その点はいかがでしたか。
近藤様:コスト面は国内で検証するより、各段に抑えられるので、とても満足しています。
高木:人材派遣をお使いですが、そちらとの対比はどうですか。
近藤様:御社の場合、最初のキックオフで説明させていただいた後テストをお願いすると、あとは裏で動いて下さるので、直接派遣の方と比較しても動き方が違います。派遣の場合は指示をしたり育てたりしなければいけませんが、トレーニングの時間が不要でスキルがあるという意味ではお願いして良かったと思います。
丸投げしても、プロの成果を期待できると評価しています。
高木:今後当社に対して期待されることはどのようなことでしょうか。
近藤様:今までは、テスト実施という部分をお願いしていましたが、受注する前から、テスト計画のところを前もってお願いしたり、テスト観点のところで設計に入ってもらったり、上流工程のテスト計画にも入ってもらいたいと思います。
ぜひ、よろしくお願いします。
高木:本日はありがとうございました。
会社名 | 株式会社GEEK |
---|---|
住所 | 〒101-0047 東京都千代田区 内神田1-5-13 内神田TKビル2F |
URL | https://www.geek.co.jp/ |
事業内容 | Webフロントエンド開発・スマートフォンアプリケーション開発、Webコンサルティング、ECショップ運営 |
高木:まず、GEEK様の会社の特徴をお願いします。
近藤様:弊社のサービス内容としては、企業のコーポレートサイト構築や、求人サイトの構築が主なサービスです。それ以外にもWEBアプリケーションの開発やWEBサイトの保守サービスを行っています。