1. 導入事例
  2. 株式会社 三菱UFJ銀行様

導入事例

Introduction cases

株式会社 三菱UFJ銀行

https://www.bk.mufg.jp/

事業内容
金融業及びその他付帯業務
導入サービス
受け入れテスト支援、QA支援、PMO支援、在宅テストサービス、テスト自動化、アジャイル開発

今回インタビューを受けてくださった方

デジタル企画部 デジタルバンキング企画室 業務改革第二Gr 築地 信太郎 様 (左から1番目)

デジタル企画部 デジタルバンキング企画室 業務改革第二Gr 大島 藍 様 (左から2番目)

銀行ユーザー部門が主導するスマートフォンアプリ開発をけん引し、
タイトなスケジュール内で品質担保を達成

Mable(メイブル)

三菱UFJ銀行が2020年9月にリリースしたスマートフォン用個人向け家計簿アプリ『Mable(メイブル)』。
多種多様な銀行口座・クレジットカードなどを連携させて便利に活用することができます。

このアプリ開発にあたりバルテスの第三者検証サービスをご利用いただきました。
そこで今回は、三菱UFJ銀行 デジタル企画部の築地 信太郎 様、大島 藍 様に『Mable』の特長や開発時の状況などをお伺いしました。


スマートフォンアプリの開発のスピード、
品質向上のため、第三者検証サービスを導入

デジタル企画部 デジタルバンキング企画室 業務改革第二Gr 築地信太郎様

デジタル企画部 デジタルバンキング企画室
業務改革第二Gr 築地信太郎様

デジタル企画部 デジタルバンキング企画室 業務改革第二Gr 大島藍様

デジタル企画部 デジタルバンキング企画室
業務改革第二Gr 大島藍様

ーー:2020年9月にリリースされたアプリ『Mable(メイブル)』について、教えてください。

築地 信太郎 様(以下、築地様):『Mable』は、複数の銀行口座やクレジットカードといった金融に関連する情報を一つのアプリで管理できるお金の管理アプリ(家計管理アプリ)です。
当行をご利用者の方はもちろんのこと、当行をご利用でない方にも便利に使っていただけるよう、我々デジタル企画部が主体となって開発を推進しました。

ーー:築地様、大島様は、『Mable』の開発にどのような形で参加されていらっしゃいますか?

築地様:『Mable』の開発は、当行のシステム部門と、委託先である外部のFinTech企業で、2つの領域に別れて行っています。私はユーザー部門として要件定義であるとか、設計のレビュー、テスト計画などPMの役割で、プロダクト全体を統括していました。

大島 藍 様(以下、大島様):私は、築地さんと同じチームで、当初はシステム部門開発領域の要件定義を担当していました。
その後、委託先企業が作ったアプリの受け入れ時に品質を満たすかを検証するテスト業務をバルテス協力のもとで担当していました。

ーー:『Mable』の開発に、ソフトウェアの第三者検証サービスを導入した理由を教えてください。

築地様:Mableの開発にあたり、私たちの所属するデジタル企画部が直接外部のFinTech系開発会社とともに新しいモバイルアプリケーションを作る、EUDの形式をとっています。
当行でシステム開発を担当するのは通常システム部門であり、テストも一括で管理しています。

ユーザー部門が開発を委託・管理するEUDは実績が少なく、かつ、大手Sierへの委託ではなくFintech系企業との開発ということで、体制構築前に開発会社と役割分担や責任分界点といった点について議論を重ねたところ、開発会社側で全てのテストを行うのは責任の所在が不明確になる点から、「受け入れテスト」はデジタル企画部で行う必要があると判断しました。

しかし、我々にモバイルアプリの「テスト」に関するノウハウが貯まっていなかったこともあり、受け入れテストについて、専門家に参画いただくのがよいと判断し、第三者検証サービスの検討に至りました。

EUD:
システム部門ではなく、ユーザー部門が開発所管として開発を行うこと。
受け入れテスト:
システムがユーザーのニーズ、要件、ビジネス・プロセスを満足するかをチェックするための公式なテスト。

実績と提案やレスポンスのスピード感が
ニーズにマッチし、信頼関係の構築へ

ーー:どのような経緯でバルテスのことをご存知になったのでしょうか?

築地様:開発を担当するFinTech企業にて実績がある第三者検証会社としてバルテスを紹介いただいたのがきっかけです。それから、他社にもお声がけをしてコスト面や実績様々な角度から検討しました。
『Mable』の開発を担当する企業で実績があったことも、バルテス選択した大きな要因の一つです。

ーー:実績を重視されたのですね。他社様とバルテスを比較した場合、他に何かよいと感じられたポイントがありましたら、お教えいただけないでしょうか。

築地様:テストベンダーの起用も初めてですので、各社の提案をしっかり判定するための理解には苦慮したのですが、お話を進めるなかで、バルテスの担当者からの提案やレスポンスが非常にクイックだったことで「信頼できる」という印象が深まりました。

実際、『Mable』プロジェクトは納期や期限が先に決まっていたこともあり、いつまでに何をして、どう体制構築をするかといったマイルストーンが非常にタイトでした。そのため、スピード感と信頼関係の構築が大事なポイントになっていました。

要件や仕様設計に踏み込んだ形で
体制の変更にも柔軟に対応いただいた

ーー:今回、バルテスにはどのような支援をご依頼されたのでしょうか?

築地様:当初は受け入れテスト支援で依頼をしましたが、途中からアジャイル開発のQA(開発組織内の品質管理業務)にも参画いただいた他、コロナ禍の中でリモート開発を進める中での状況把握・舵取りなどPMOの動きもしていただきました。

ーー:受け入れテストに限らず、品質管理全般にバルテスが加わるスタイルになっていったのですね。

築地様:おっしゃる通りです。今回のプロジェクトは、まず、当行のシステム部にて、ウォーターフォールできっちりスケジュールを引いて『Mable』の基盤部分や銀行側から提供するAPIの開発を進めており、同時にFinTech企業側でもアジャイル開発を進めていましたので、双方の開発の足並みを揃えるために、開発会社側でのテストにも参画いただくなどの対応をいただきました。

銀行とFinTech系企業では、開発や品質に対する考え方が異なっています。FinTech系企業には、マーケットに出してから改善を加えていく文化がありますが、銀行側としては、サービスをローンチする時点で譲れない品質ラインがあります。この綱引き、調整には神経を使いましたね。

ーー:プロジェクトの柔軟な進行の為、PMO支援で入らせていただくことになったのですね。

築地様:そうです。3社間で積極的にコミュニケーションをとっていただくなど状況を把握していただいており、日々変化するプロジェクトの中で、品質向上に何が必要なのかなど、主体的にご提案をいただきました。
アプリをリリースした後の「リグレッションテスト」等の効率化を目的にテストの自動化の提案もあり、リリース直前の2020年の7月くらいから開始しています。

「バルテスが参画していなかったら、
リリースは大きく遅れていた」

ーー:バルテスのサービスを導入された効果をどのように評価されていらっしゃいますか?

築地様:限られた期間でリリースに耐えうる品質を担保していく面において、バルテスは大きく貢献してくれました。この点でバルテスのサービスを導入した効果は非常に大きかったと考えています。

現在、バルテスには3~4名ほどの体制でご支援いただいていますが、ピーク時には4倍前後の十数名まで増員していただきました。
当行だけで対応していたら、テスト体制の柔軟な拡充による期間内のテストは実施できなかったと思います。極論すると、2020年9月のリリース自体が怪しかったかもしれません。

大島様:コロナ禍でリモート開発を進める中、テストの知見があるメンバーも限られていたので、バルテスがいなかったら9月のリリースはできなかったでしょうね。
当時の上司も「バルテスが参画していなかったら、リリースは大きく遅れていた」と発言したほどです。
『Mable』は、私たちがこれまで経験したことがない開発プロジェクトで、手探りで進めていくなかでバルテスから多くの前向きな提案があったことを、ありがたく感じています。

バルテスから主体的で柔軟な提案があり、
たいへん助かった

ーー:今後、『Mable』はどのように発展していくのでしょうか?

築地様:『Mable』のコンセプトは「おかねの『できる』で自信が持てる」です。
現時点で出しているサービスは、まだ最低限のもので、やっとスタートラインに立った段階だと思っています。
パーソナルな家計分析サービスなど、引き続きお客様の役に立つ機能を拡充していくほか、当行の金融商品やサービスと『Mable』を結びつけて、サービスとしてレベルアップしていきます。

ーー:今後、バルテスに期待していること、バルテスから得たいことなどがございましたらお教えください。

築地様:企画段階からバルテスに参加いただいていることもあり、開発企業や私たちと能動的かつ積極的コミュニケーションをとってプロジェクトを回していただいきました。
我々からすると、効率化が図れているポイントでもありますので、そこは引き続きお願いしたいと考えています。
それと、テストの視点からドキュメントや仕様の不足を可視化するなどのノウハウ提供を今後もお願いできるとうれしいですね。

大島様:私たちは開発委託をしていますので、開発会社さんとの間だけでは視野が狭くなってしまうことがあります。
そこで、バルテスから“第三者の目”として、例えば「バグ率が高いので根本的な品質改善が必要」であるといった要所を教えていただけると、私たちも自信を持ってロジカルに開発会社と話を進めることができますので、客観的な立場を維持していただけると、ありがたいです。

ーー:最後にバルテスのサービスをご利用されての感想を一言ずついただければと思います。

築地様:バルテスからは、いつも柔軟かつ主体的に提案いただいており、たいへん助かりました。テストのノウハウがなく品質に不安を抱えている際は、まず、バルテスに相談するとよいと思います。

大島様:バルテスは計画段階から相談役のようなスタンスで、困ったことがあったらすぐに相談することができました。
常に一定以上の品質を提供していただける心強い存在です。QAチームの立ち上げを考えている企業に勧めたいですね。
今後も引き続き「なかよく」お仕事をお願いしたいと思っています。

ーー:本日はありがとうございました。

バルテスがテストを
実施したプロダクト
おかねの『できる』で自信が持てる お金の自動管理アプリ『Mable(メイブル)』

ご活用中のサービス

  • 受け入れテスト支援

  • QA支援

  • PMO支援

  • 在宅テストサービス

  • テスト自動化

  • アジャイル開発

お話を伺った企業様

会社名 株式会社 三菱UFJ銀行
住所 〒100-0005
東京都千代田区
丸の内2丁目7-1
URL https://www.bk.mufg.jp/
事業内容 金融業及びその他付帯業務