1. 最新技術研究

最新技術研究

Technology research

プロフェッショナルなソフトウェアテスト専門会社として、まだ市場のない最新
技術への対応に、使命とチャレンジ精神を持ち、日々取り組んでいます。

新たな市場への挑戦

これまでの研究

ハイブリッドキャストテスト

バルテスでは、長年培ってきたデジタル放送テストを軸に、新しい放送規格であるハイブリッドキャストに向けたテストを研究開発しております。
当社で保有している各種デジタル放送のテストストリームをベースに、ハイブリッドキャスト規格に対応したテストストリームを開発しております。
また、ハイブリッドキャストで新たに加わる機能に関しても、規格を分析して要件を洗い出し、テスト設計~テストケースを作成しております。

ハイブリッドキャストとは

ハイブリッドキャストとは、放送とインターネットの連携により、多種多様なサービスを提供するための新しい放送サービスです。
放送番組と関連したコンテンツを、インターネット経由でテレビやスマートフォン/タブレット端末に表示することが可能となります。
ニュースや気象情報の表示に加え、クイズなどの番組への参加やオンデマンド動画の再生など、従来のテレビだけでは楽しめなかった新たなコンテンツが提供されます。

研究成果

BML部

  • ベンチマークテスト用BML/TSの作成。
  • Dpa及び当社独自観点テストの修正・ブラッシュアップ。
  • Dpa及び当社独自観点テストに存在しなかった新規のテスト
    観点によるテスト設計、BML/TS作成。
  • 基本動作を自動確認できるTSの作成。
  • 実放送の不具合解析及び原因確認用のBML/TS作成。

Hybridcast部

  • IPTVフォーラムとARIBの各技術資料を基にしたテスト観点
    及び対象機能の洗い出し、並びにテスト設計。
  • BMLからのHTML5ブラウザ起動/終了TSの作成。
  • HTML5の拡張API全てを実行できるコンテンツ作成。(※2013月12月時点までに規定化済みのもの)
今後の方向性と取り組み
  • ハイブリッドキャスト技術仕様と運用規定の改訂版を基にした、追加テスト観点及びテスト設計。
  • 追加テスト観点及びテスト設計に伴う、BML/TS作成。
  • ハイブリッドキャスト向けHTML5テストコンテンツ作成と充実化。

マルチメディア放送用テストストリーム

アナログ放送の停波を受け、新しく開始される「マルチメディア放送」のテストを作成するべく、研究開発を行っています。
ISDB-Tmm のガイドラインから機能や要件を研究し、テストケースを作成することはもとよりこれまで培ったテストストリーム作成の経験を生かしたテストストリームの作成も視野に入れています。
まだ運用されておらず、不透明な部分が多い仕様だからこそ単なる機能理解からの提案だけに終わらず、テストストリーム/テスト観点の両面を提供するために取り組んでいます。

研究成果

マルチメディア放送の仕組みを「受信機のあるべき姿」と「コンテンツ送出の形態」に分類してそれぞれの機能の単体/組み合わせのテストパターンを抽出したテスト観点一覧やテストケースを作成。
併せて、通常のISDB-T との違いをピックアップし、リアルタイム放送/蓄積型放送のどちらのテストストリームも作成できるよう、送出のパターンを研究しています。
メーカー様ごとの仕様の違いや、テストすべき機能に特化したカスタマイズテストストリームも作成できるよう、開発を進めています。

関連実績

ISDB-TおよびISDB-Tb受信機向けテストストリーム作成実績あり。Dpa外の独自観点テストストリームを作成・所有し受信機評価案件を多数受注。テストストリーム作成/送出の設備を保有。

マルチメディア放送「モバキャス」とは

マルチメディア放送は、「放送」サービスと「通信」サービスのそれぞれの特徴を生かし連動させたメディアサービスです。マルチメディア放送が実現する主なサービスは下記の通りです。
放送形態としては、「リアルタイム視聴(ストリーミング)」と「コンテンツ視聴(ファイルキャスティング)」の2つが予定されております。

リアルタイム視聴(ストリーミング)

放送中の番組をリアルタイムに視聴できるサービスです。より高画質・高品質な映像・コンテンツサービスを楽しむことができます。

コンテンツ視聴(ファイルキャスティング)

見たい放送コンテンツが対応受信機に自動保存され、好きな時にコンテンツを楽しむことができるサービスです。

インターネットとの連携
  • レコメンド(SNSなど)

  • ショッピング(ECサイトなど)

  • コミュニケーション(SNSなど)

  • 情報検索(商品情報サイト)

セキュリティテスト(Android,Web)

Webサイト、モバイルサイト、スマートフォンアプリの脆弱性により情報流出事故もしくは危険性といったニュースをよく耳にします。
情報流出による損害は、企業の運営に大きなダメージとなります。
こういったリスクを排除すべく、セキュリティテストの研究・開発を進めております。

テストメニュー
テスト対象 テスト内容
クライアントアプリケーション
  • クライアントアプリケーション
  • アプリケーションの脆弱性
  • データ保全性検証など
  • OS、ブラウザの脆弱性
  • ストレステストによる耐性チェック
サーバ
  • OS、F/W、
    ミドルウェアの脆弱性
  • アプリケーションの脆弱性
  • SQLインジェクション
  • ストレステストによる耐性チェック
  • クロスサイトスクリプティング

南米向けテストストリーム

日本と同じISDB-T形式を採用しながら、映像/音声の形式やPSI/SIなど、詳細な条件が異なるISDB-Tb方式。
バルテスでは、実際の南米向け受信機評価経験を生かしてさらなる研究開発に取り組んでいます。
現地のテストストリームキャプチャーだけではまかなえず、非効率になってしまうテストをテストストリーム作成の強みを生かしてサポートいたします。

研究成果

ABNT準拠の映像形式、音声モード等に対応したテストストリームを作成。
視聴年齢制限や映像の形式など、時間経過によって切り替わりを確認するなどのテストケース、テストストリームも作成しています。
ABNTに準拠したデータの作成はもとより、日本では一般的なイベント編成変更等に対応したテストストリームの作成等、今後もテストケースおよびテストストリームの拡張を行っていきます。

関連実績

ISDB-TおよびISDB-Tb受信機向けテストストリーム作成実績あり。Dpa外の独自観点テストストリームを作成・所有し受信機評価案件を多数受注。テストストリーム作成/送出の設備を保有。

BMLブラウザ用テスト自動化

バルテスは早くから、データ放送による情報供給/需要の拡大を見越したソリューションを検討しておりました。
複数のメーカーの受信機で動作を確認する必要があるコンテンツ作成者様や同一のTSでバージョンアップのたびにテストを繰り返すメーカー様に向け、同じテストを自動化することによる効率アップを目指しました。

研究成果

受信機、放送波出ジェネレータを連動して、実際の放送+テスト手順を自動化、実行結果のスクリーンショットを取得して、Word形式でテストログをアウトプットする自動テストシステムの開発に成功しました。
テスト初回のみ、コマンドの作成や動作確認の時間がかかるというデメリットはありますが、2回目、3回目と回数を重ねることで効率をアップすることが可能です。(※テスト内容による向き不向きはあります。)
また、夜間での実施などにより、短い期間で実施回数をアップさせる効果も期待できます。

赤外線操作自動CHASER

初期に手掛けた自動テストシステムのさらなる効率化を目指したテストシステムの開発を行いました。

研究成果

従来のテストシステムでは、コマンドの作成という手順が必要でした。CHASERではリモコン操作の学習機能を付加して、テスト担当者が通常行う操作をそのまま記録し、コマンド化します。また、静止画/音声キャプチャーに加えて、ご要望の多かった動画キャプチャーの搭載も行う機能拡張を達成しています。

独自観点テストストリーム作成

頒布されているA-PABテストストリームですが、テスト観点としては「正常系ばかりである」「一部抜けがある」など十分な内容とは言い切れない点もあります。 メーカー様のため、こうしたA-PABTSの不足分を調査し、独自のTSとして作成を目指しました。

研究成果

データ放送について、異常系を中心としたデータサイズの境界の確認など100項目以上のテストが可能なTSおよびテストケースを作成しました。データによっては、受信機のフリーズやリブート等重篤な不具合を検出しており多くのメーカー様からのテストの実績があります。