1. 導入事例
  2. 株式会社両備システムズ様

導入事例

Introduction cases

株式会社両備システムズ

事業内容
行政、医療、社会保障分野の情報サービス
導入サービス
ソフトウェア品質セミナー
プロジェクト品質診断

今回インタビューを受けてくださった方々

人財戦略部 教育グループ リーダー 牧野 優子 様 / 人財戦略部 教育グループ シニアエキスパート 片岡 弘
システム開発部 品質管理課 シニアリーダー 河内 一弘

セミナーの内容を実践し今では部署全体の仕組みとして浸透中。
また、提案をきっかけに「品質メトリクスの標準化」を進めています。

インタビュアー:R&C部 部長 兼 上席研究員 石原一宏
年間800名を超える開発エンジニアにテスト・品質を教えるセミナー講師。テスト技法の開発・研究、社内・社外の技術研修・教育業務、プロセス改善コンサルティング業務に従事しつつ、ソフトウェア検証業務に携わる。

表面的な内容ではなく、より実践的だということで問い合わせしました

HPの記載内容から問い合わせをしたと語る片岡様

石原:バルテスをどこで知られたのでしょうか。

片岡様:「ソフトウェアテストセミナー」をお願いしたのは2012年の頃かと思いますが、会社から生産性と品質の向上を求められていて、社員にテストやレビューのノウハウを修得、蓄積させる必要があると思っておりました。
以前に別のベンダー会社にテスト計画・設計のセミナーを実施していただいたのですが、いまいちピンとこなかったんですね。
もう少し具体的で、より実践的な教育・セミナーを受講したいという思いがあり、インターネットで検索して御社のことを見つけました。
特にホームページに記載されていた紹介記事を見てここなら詳しいのではないかと。表面的なものではなく、より実践的なものをということで、問い合わせさせていただきました。

石原:ありがとうございます。課題として、品質の向上と生産性と言われましたが、具体的にはどのような困りごとだったのでしょうか。

片岡様:そうですね。テストの手法とか細かいドキュメント類の設定、テストケースの内容が人によってまちまちで、それぞれの工程でどのようにすべきかを知りたくて問い合わせました。
先ほどのベンダーのセミナーが表面的で、本に書いてある内容とあまり変わらなかったんですね。どうも現場で行っていく上で現実味がなく、実際どうすればよいかわからなかった。そういう経緯の中で、HP上の紹介記事を見てここだと思いました。そもそも検索した際に、詳しいテストのセミナーを紹介しているところがほとんどないんですよね。

石原:ありがとうございます。当社はテスト専門会社でしてご導入いただきましたセミナー内容ももともとは社内教育で実施していたものがベースとなっておりますので、現場で使えるということを感じていただけて非常にうれしく思います。

特に印象に残っているのは「当たり前品質」と「魅力的品質」

「当たり前品質」と「魅力的品質」の内容が印象的だったと語る河内様

石原:実際に当社のソフトウェアテストセミナーを受けていただいてどうでしたか。

河内様:まず驚いたのは、当社の受講した者がみな、講師の石原さんのことをはっきり覚えていることですね。2012年なので、もう3年ほど前になるのですが。
そのセミナー内でも特に印象に残っているのが、「当たり前品質」と「魅力的品質」の内容で、セミナーを通じてこの区別がつくようになり、それぞれを開発作業のどこで具体的に作りこむかが明確になり、作業のやり方自体も変わったようです。

石原:具体的にはどのようなことが変わったのでしょうか。

河内様:管理職の者からは、デジジョンテーブルを書いて分析をするようにしたことで、抜け漏れが減ってきたという意見や、若手社員がセミナーの講義を元に作ったフォーマットを所属グループ共通のものとして使うようになったという意見を聞いています。
今まではテストのOK・NGを記載するだけでしたが、セミナーを受講してから、例えば他のブロッキングバグで待ちになっているということなどを記載するようになり、より情報が共有できるようになったことから、今では所属グループ全体に広がっていったようです。

バルテスからの提案が「品質メトリクスの標準化」のきっかけに

両備システムズ様にて取り組まれている品質メトリクスの標準化に伴うフォーマット資料

石原:河内様ご自身が印象に残ったものはどのようなものでしたでしょうか。

河内様:私は別部門にいたためセミナー自体は受けていないのですが、バルテスさんに実施していただいた福祉システム構築の際の「プロジェクト品質診断」が印象に残っております。
その時に、プロジェクトの良い・悪いをはっきりお伝えいただきました。例えばこの場合はメトリクスをきちんと取るべきだとか、線引きをしっかり行いチェックする項目を作るなど。なるほど、このように品質を確保していくのかと。
私自体が品質管理の責任者になって最初のミッションが、「品質確保のプロセスを確立して、標準化してほしい。品質確保の仕組みを作ってくれ。」というものでした。その時にバルテスさんのプロジェクト品質診断を受けてこれは素晴らしいと。
それでその内容をもとに、私どもでも「品質の標準化」を進めていきました。去年から1年かけ準備し、今年から運用を始めています。
当社も様々な部署があり、みなそれぞれでやり方が違う。そのため何から手をつけようかと悩んでいました。そこで、品質確保のために特に重要で、かつ統一すべきものは何かを検討した結果、品質のメトリクスを標準化しようということになりました。
バルテスさんのプロジェクト品質診断を受ける中で、「業務のやり方はそれぞれに違うが、品質の測り方はみな同じではないか」と判断できたんですね。それでそれぞれの部署に「品質のメトリクスを合わせませんか」と働きかけ、標準化の仕組みを作っていきました。

石原:そういう意味では、バルテスのサービスが統合性のきっかけのお役にたったということですね。素晴らしいですね。当社のプロジェクト品質診断の特長として、「『どこから着手すればいいのか』のガイドラインをご提供する」というのがありますのでその意味ではお役に立てたかなと。大きな喜びでございます。

バルテスのセミナーは当社社員からの質問やレポート分量が特別に多い

バルテスのセミナーは「まず何をすべきか」が理解できると語る牧野様

「べき論」ではなく、現場でどうすべきかを最優先で考えセミナー提供を行うと語る当社石原

石原:セミナーを受けての効果の程はいかがでしょうか。

河内様:非常に良かったと思っています。実際、社内での受講後の結果報告では「役立つ」、「考え方を変えさせられた」、「テストのやり方とか品質の着眼点とか色々気づきがあった」と良い報告ばかり上がっています。

牧野様:セミナーを見学させていただいた際、当社社員が何かしらの気づきを業務に持ち帰ろうとしているのがすごく分かりました。休み時間中やセミナー後に当社社員からの質問が多いと思うのですが、バルテスさんのセミナーは特別多いと思いました。みんな「今のままでいいのか」「どうやったら品質が上がるのか」「上げるべきは分かるのだが、どうやったら上がるかが分からない」、自分の立場からすると「こうするぞ」と変えることも出来ない。どうやればいいのか分からない立場の社員も多いので、それが質問という形で表れているのかなと思います。

牧野様:バルテスさんのセミナーは、社員の質問や意見が特別多いと思いますよ。実は当社では教育を受けたらレポートを書いてもらうのですが、この分量が、他のセミナー・教育と比べると桁違いに多いです。

牧野様:たぶん品質の理想形はあるのでしょうが、それをセミナーを受けた人がいきなり実施しても出来るかといったら出来ないと思います。ですが、バルテスさんのセミナーでは、まず何をどう始めればよいのかが理解できるのでじゃあ今すぐやろうとか、どのようにやっていこうかということがすぐに考えられるのだと思います。

石原:嬉しいですね。私自体がエンジニア時代から「べき論」ばかり言われてきてそれが嫌だったんですね。「じゃあ現場ではどうするんだ」というのがエンジニアとしては一番興味のあるところですから。
基本的に業務が暇だという人はいないので、その中で品質向上の取り組みをやるとなると「+α」で何かしなくてはいけない。となるとまず始められる基準は5分なんですね。そのため品質分析も5分で考えることをセミナー内ではやっています。そうして効果が出てくれば5分、10分と取り組むようにする。
完璧で難しいものをいきなり導入するより、誰もが取り付きやすいものから導入するというのが一番の品質プロセスの改善の王道だと私自身は考えておりますし、その想いをもってセミナーもご提供しております。
そうしたものを感じていただいており、本当に嬉しく思っております。

テスト・品質が面白いと思えるようになった

バルテスのセミナーを通じて「テスト・品質というものは面白いものと理解できた」と語る片岡様

石原:今後バルテスに期待するものはどのようなものでしょうか。

河内様:今必要に思っているのが、「テストマネジメント」いわゆるテスト管理の部分です。テストの状況分析やコントロールを出来る人がもっといれば、適切に品質のコントロールが可能になると思っています。技法を学ぶ人ももっと増やしていきたいですし、マネジメントが出来る人を増やしていけば、どんどん品質も上がっていくだろうなと思っています。 あと、※JSTQB関係のセミナーですね。セミナーをきっかけに受験したいという社員が増え、昨年は「Foundation Level」の試験に4名の合格者がでました。この資格をさらに多くの人に取得してもらいたいと思っています。また「Advanced Level」の教材があまりありませんので、Foundation合格者向けに、こちらのセミナー実施を検討していただければありがたいです。 ※JSTQBはソフトウェアテストの国際的な資格認定制度

片岡様:石原さんの影響ですよ。それだけテスト・品質というものが面白いと思えるようになりまして。セミナーの時にこういう試験で資格が取れるんだと初めて知り、勉強した成果を確認したいなということで受けました。石原さんの講義を受けなければ絶対に受験しなかったですね。

河内様:私もバルテスさんの取り組みを見て、テスト・品質の面白さを再認識しました。 私は入社した頃、別の事業部で品質保証の仕事をしていた時期があるのですが、その時のことを振り返って、今改めてこういう意味だったのだなということが分かるようになり、やっぱり面白いなと思うようになりました。

石原:そう思っていただくきっかけになったら大変嬉しく思います。テストというと、どうしても開発と比べてやりたくない、さけたい仕事、クリエイティブでない仕事と思われる技術者・エンジニアの方々がいらっしゃいますが、決してそんなことはなくて。品質やテストは非常にクリエイティブな仕事ですし、その面白さを今回受いただいた方に少しでも持っていただいたら、全体として品質を上げるきっかけにもなると思いますから。
片岡様はいかがでしょうか。今後の当社へ期待することといたしまして。

片岡様:私自体は部署が離れてしまっているので。でもテストのノウハウを教えてもらう形がとれたらいいなとずっと思っています。指導してもらうことが出来ればいいなと。やっぱり効率的に品質確保するための手法というか、やり方を習得させていきたいと常々思っています。

石原:かしこまりました。当社もグループ全体という形で言いますとテストサービスからセミナー、プロジェクト品質診断、上流工程のレビュー、アプリ開発、オフショアもございますので、そのアウトソーシング含めて、出来る限りのニーズに応えて参りたいと思っております。
是非よきパートナーとして、今後もお付き合いいただけると幸いでございます。本日はありがとうございました。

ご活用中のサービス

  • ソフトウェア品質セミナー

    ソフトウェアの設計者、開発者、品質担当者に向けて、「品質・テスト」に関する考え方、技術を「演習」を通じて学習いただきます。初級〜上級まで6コース

    講師:R&C部 部長 兼 上席研究員 石原一宏
    年間800名を超える開発エンジニアにテスト・品質を教えるセミナー講師。テスト技法の開発・研究、社内・社外の技術研修・教育業務、プロセス改善コンサルティング業務に従事しつつ、ソフトウェア検証業務に携わる。
  • プロジェクト品質診断

    ソフトウェアテストと品質向上サービスを提供してきた経験・知識に基づき、客観的な観点から、お客様の品質改善のお取組をサポート。

お話を伺った企業様

会社名 株式会社両備システムズ
住所 〒700-8504
岡山県岡山市南区豊成
二丁目7番16号
URL http://www.ryobi.co.jp/
事業内容 行政、医療、社会保障分野の
情報サービス
  • ・システム構築
  • ・ITアウトソーシング
  • ・情報技術教育
  • ・ソフトウェア開発